「ばけばけ」雨清水三之丞のモデル小泉藤三郎の性格は浪費家の金遣い!

朝の連続ドラマ「ばけばけ」の主役小泉八雲の妻小泉セツの弟が小泉藤三郎こと雨清水三之丞です。

雨清水三之丞は浪費家で金遣いが荒いということですが、それが事実かどうか、どんなエピソードがあるのかについて見ていきます。

目次
  • 雨清水三之丞のドラマでの役割
  • 雨清水三之丞こと小泉藤三郎は浪費家だったのか?
  • 小泉藤三郎は金遣いが荒かったのか?
  • 実際の小泉藤三郎はどんな人だったのか?
  • 結論
目次

雨清水三之丞のドラマでの役割

小泉八雲の妻セツの2歳下の弟で、雨清水家の3男。この時代の頃は、長男や次男が家を継ぐ人としての役割があった反面、3男ともなるとやることがなかったとも言えます。

家の格式と家督継承という部分から、雨清水三之丞の行動はドラマで葛藤の要素となる可能性が見込まれています。

雨清水三之丞こと小泉藤三郎は浪費家だったのか?

彼が浪費家であったという話、エピソードは全くありません。

そのため、ドラマでの想定である可能性が高いです。

これは何故か浪費家に見えてしまう理由があります。

  • 3男であるため、家での役割が特になく、何もしていないように見えました。
  • 父親に「親不孝者め」と叱責を受けたことがあります。
  • 「小泉八雲の妻セツの生涯」という伝記に、父親が倒れた時にも何もせず、経済的にも全く助けにならなかったと言われているように、特に経済的に優れていた人ではなかったようです。

このうち2番目と3番目について詳しく見ていきます。

父親に「親不孝者め」と叱責を受ける

父親に「そちの腐れ根性を打ち据えてくれるわ」と罵られ、鞭打ちを受けたと言われています。

これは父親が藤三郎が全く家に対して責任を果たしていないと思っていたのではないかと思われます。

つまり、藤三郎は怠けている、という不満を抱えていたと考えられます。

経済的に何の助けにもならなかった

父親が元気で織物業を営んでいた時には、特に目に留まらなかったのかも知れませんが、実際に父親が仕事ができなくなり体調が悪く、家族が一家を支えていく必要が出てきた時に問題が発覚します。

つまり、藤三郎は、家を支えよう、助けようとして働くことをしなかったことがわかります。

実際は経済面だけでなく、彼は全く家族の助けにならなかったと言われてしまっています。

というわけで実際に浪費はしてなくても、怠け者で家族や家計に関して無関心であったことがわかります。

小泉藤三郎は金遣いが荒かったのか?

金遣いが荒いというのは、収入以上に買い物をする、好き勝手に散財する、借金をする、贅沢品を好んだといったことですが、そのようなエピソードは見つかっていません。

  • 小泉藤三郎は姉セツの仕送りで生活していたことがわかっています。
  • 定職につかず、遊び暮らしていたと言われています。
  • 最期は孤独死状態で発見されました。

そう言ったことから、金遣いが荒いというより、自分の収入がないにも関わらず遊び暮らしていたことから金遣いが荒い、浪費家であると言われていたのではないかと思われます。

個人的には、大人になっても姉からの収入で生活し、自分は仕事をしないで遊んで暮らしていたというのは浪費家だと思います。

実際の小泉藤三郎はどんな人だったのか?

かなり色々悪い評判があるようですが、実際の小泉藤三郎はどんな人だったのか見てみましょう。

小泉藤三郎は、実際には小鳥を愛して飼育していたとセツの伝記のいくつかに登場しています。

他に藤三郎のエピソードとして言われていることを挙げますが、何も確証がないものです。しかしよく話に出ることから伝えられてきています。

  • 学問や学校を嫌う
  • 家計を支える責任感の欠如
  • 先祖代々の墓を売る
  • 姉セツとの問題
  • 現実を見ず、趣味や興味を重視
  • 生活不安定・孤立気味

これらについて詳しく見ていきます。

学問や学校を嫌う

父により学校に行かされるのを嫌がり、野山で遊んでいた方が好きで学校をサボったりしていました。

家計を支える責任感の欠如

父の仕事が傾いた時も、父が病気になった時も仕事につかず、姉セツの仕送りによって生活していました。

先祖代々の墓を売る

菩提寺の墓を売却してしまいました。当時の家族や親族には相当なショックで、武士の家の礼節や名誉を蔑ろにしたと言われました。

姉セツとの問題

セツからの仕送りで生活していたにも関わらず、全くセツの期待にこたえず生活態度のことで折り合いがつかなかったそうです。

こんな怠け者とは生活態度で折り合いつけたくないですよね。

現実を見ない

仕事がないにも関わらず、相変わらず趣味や自由を好み、現実的な家庭の問題などからは目を逸らしていました。

生活不安定・孤立気味

亡くなった時は住所近くの空き家で孤独死しているところを発見されています。

晩年は家族とも友人とも往来が途絶え、孤独に晩年を暮らしたと言われています。

結論

「ばけばけ」に登場する雨清水三之丞こと小泉藤三郎は浪費家で金遣いが荒かったのかについてまとめました。

  • 小泉藤三郎は、姉セツの仕送りで生活を立てており、自分は定職につかなかった。
  • 父の仕事が傾いたり、父が病気になったりしても家族を支えることはせず、何の助けにもならなかった
  • 菩提寺を売り払う
  • 父から「親不孝者め」と罵られ鞭打ちにあう
  • 最期は孤独死した
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